おにぎりと壁と保健指導~その2~
〈相手に興味を引かせることが先〉
おにぎりと壁の話は正直にいうと「保健指導」としては不適切ですね
場合によっては他の保健師さんに怒られるかもしれません
ですが話の掴みとしては面白いのではなでしょうか?
相手の立場を考えてみて下さい
保健師から見たら、太っている人、検診の数値が悪い人、そういった方の健康問題を解決しなければいけません
しかし、そういった方々は自らの健康問題を解決したいと思っている人でしょうか?
太っていることを指摘される、病院に行けと言われる、などの不安をかかえるというリスクがあります
運動をしましょう!!
食生活を変えましょう!!
言われてできるなら、みんな初めからやっています
できないような背景が必ずあります
そういった方々は同じような保健指導を何回も受けてきているのではないでしょうか?
相手の興味を引き、今までと違うぞと感じさせることが大切です
そのために新しい切り口で創ってもいいと私は思います。
私の経験上、1回目の保健指導で相手の行動を変えることはできません
おにぎりと壁の話は実際に使っています
ふざけた話の後で、まじめなの話をするようにしています
もしも
あなたが強制的に話を聞かなけらばならない立場なら
つまらない人の話と面白い人の話
どちらにしますか?